2/1『王様のブランチ』 文芸書ランキング+第150回芥川賞受賞「穴」
今週の王様のブランチは、いつもの文芸書ランキングと
第150回直木賞受賞の「穴」の特集が組まれていました。
■第10位
「ふなっしー」は千葉県船橋市在住のご当地キャラ。
さまざまなTV番組やイベントに参戦し続けることで、全国的に認知度を上げていった独特なキャラ。
そんなふなっしーの知られざる一面が見られる盛りだくさんの一冊です。
■第9位
「怒り(上)」 吉田 修一
殺人事件から1年後の夏。
房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。
それぞれに前歴不詳の3人の男…。
惨殺現場に残された「怒」の血文字。整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?
『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!
■第8位
「恋歌」 朝井まかて
幕末の江戸で熱烈な恋を成就させ、天狗党の一士に嫁いで水戸へ下った中島歌子。
だが、尊王攘夷の急先鋒である天狗党は暴走する。
内乱の激化にともない、歌子は夫から引き離され、囚われの身となった。
樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰し一世を風靡した歌子は、何を想い、胸に秘めていたのか。
落涙の結末!
■第7位
「舞台」 西 加奈子
「生きているだけで恥ずかしい――。」
自意識過剰な青年の、馬鹿馬鹿しくも切ない魂のドラマ!
初めての一人旅、初めての海外に、ガイドブックを暗記して臨んだ葉太だったが、滞在初日で盗難に遭い、無一文に。
虚栄心と羞恥心に縛られた葉太は、助けを求めることすらできないまま、マンハッタンを彷徨う羽目に…。 決死の街歩きを経て、葉太が目にした衝撃的な光景とは―。
思いきり笑い、最後にはきっと泣いてしまう!!
■第6位
「穴」 小山田 浩子
仕事を辞め、夫の田舎に移り住んだ夏。
見たことのない黒い獣の後を追ううちに、私は得体の知れない穴に落ちる。
夫の家族や隣人たちも、何かがおかしい―。
ごく平凡な日常の中に、ときおり顔を覗かせる異界。
『工場』で話題を集めた著者による待望の第二作品集。
芥川賞受賞作のほか「いたちなく」「ゆきの宿」を収録。
■第5位
「昭和の犬」 姫野 カオルコ
嬰児のころより、いろいろな人に預けられていたイクが、両親とはじめて同居をするようになったのは、風呂も便所も蛇口もない家だった。
理不尽なことで割れたように怒鳴り散らす父親、娘が犬に激しく咬まれたことを見て奇妙に笑う母親。それでもイクは、憎む事もなく淡々と、生きてゆく。
やがて大学に進学するため上京し、よその家の貸間に住むようになったイクは、たくさんの家族の事情を、目の当たりにしていく。
そして平成19年。49歳、親の介護に東京と滋賀を行ったり来たりするなかで、イクが、しみじみと感じたことは。
■第4位
「小嶋陽菜 1stフォトブック こじはる」
「小嶋陽菜の美しくも絶妙な生き方のヒミツを探る」
いつでも、かわいく、面白く、誰からも愛されるこじはる。
彼女のほんわかしたキャラクターの裏にある絶妙なバランス感覚や、敵を作らない美しくも巧みな生き方はどのようにして身についたのか。
また、女性なら誰もが憧れる”女の子の神様”なルックスをキープする方法とは?
“天才”と呼ばれる彼女のヒミツに、撮り下ろしグラビアや本人インタビュー、対談、関係者証言などで多角的に迫ります。
「こじはるのように、人生を楽に生きられたら」と思う人たちに、ヒントを与えてくれる1冊です!
■第3位
「1秒で一目ぼれされる”見た目”になる!」 柴崎マイ
モテ女子がやってる“品があってエロい”って簡単なんです!
1万人以上の女子を観察してきたイラストレーターが教える“外見”のコツ
■第2位
「ayu LIFE STYLE BOOK」 浜崎 あゆみ
ayuのライフスタイルブックが遂に完成!
ファッションスナップから見えてくる意外な着こなしルール、美肌をキープするための愛用コスメ、個性溢れるインテリア、その他、いろんな角度からayuの日常を切り取った初のスタイルブック。
30代になってやっと「これからもこうして生きていくんだろうな」という自分なりの流儀が見えてきたという彼女。
19歳からデビューし時代を全力で駆け抜けてきた一方で、ひとりの女性としてどんな日常を過ごしているのか—-。
ちょっと覗いてみたくありませんか?
■第1位
「オカダのはなし」 岡田准一
ayuのライフスタイルブックが遂に完成!
「頑張れば、きっと誰かが見てくれる」。
そう自分に言い聞かせて、日々を乗り切った10代。
本を読みあさり、人生の指針を求めた20代前半。
やがて格闘技に出合い、肩の力が抜けていった30代…。
V6として俳優として、躍進し続ける岡田准一の初エッセイ。
雑誌『anan』に9年間綴った人気連載が、満を持してついに書籍化。
第150回芥川賞受賞「穴」 の作者小山田 浩子さんインタビューは
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